年中行事

さい たん さい

1月1日 午前0時

 元旦に、宮中および諸神社で、皇室ならびに国民の繁栄と五穀豊穣を皇祖・天神地祇に祈願する祭祀 (さいし) です。
 新年の始まりの零時丁度に大太鼓の第一打を叩きます、同時に鈴が鳴り、新年の始まりを祝う歳旦祭が斎行されます。
 新年を祝い皇室の弥栄と国の益々の発展を祈るとともに、氏子崇敬者と地域社会の平和と繁栄を祈り元旦に行われるお祭りです。

新年開運祭 しんねんかいうんさい

1月1日~10日まで

 年頭に際し、商売繁盛・作業安全・交通安全・家内安全などの、新年開運祈願祭を執り行っています。
 1日から3日の間は、ご予約の必要はございません。当日社務所でお申込み下さい。4日以降は、社務所まで事前にご連絡し、ご予約をお願いします。

れき初庚申祭 はつこうしんさい

3月又は4月の庚申の日 正午

 旧暦 最初の庚申祭です。当社ではこの日を初庚申祭としています。
庚申の日とは、庚申信仰が由来の夜通し行う宴や庚申祭を行う日です。 現在では、庚申様という神様を祀った神社や寺院でお祭が行われ、無病息災や除災招福を願っています。
 庚申の日は干支が60日で一回りするので、毎年6,7回行いますが、 特に最初の庚申の日を初庚申と言い、庚申様を祀る神社では盛大にお祀りをします。 他の庚申の日も二番庚申、三番庚申と言い、最後は納め庚申と言います。

初午祭

旧暦1月 初午の日 正午

 境内社 勝山稲荷神社 恒例祭
「イナリ」とは「稲成り・稲生り」の事です。
稲荷神社は米の豊穣を守る神様で、転じて商売繁盛の神様として崇められています。とくに江戸時代の中ごろから飛躍的に発展をしたのは、総本社である伏見稲荷大社の分霊を各地に勧請(かんじょう)するという「稲荷勧請」が一段と盛行したからです。
 この神は稲の精霊が宗教的に高められて成立したものです。中世から近世にかけて商工業が盛んになると、町屋へと拡大され、生産や商業の神となりました。

夏越大祓祭

6月30日 午後5時(毎年この時)

 大祓とは、一年の半ばを無事に過ぎ、今後の半年間を心身清浄に暮らせるよう、今までの過ち犯した罪・穢れ等一切、不幸の素因を反省し、祓い清める神事でございます。
 住所・氏名・年齢を記入して、身体を三回撫で、息を三回吹きかけられた人形(ヒトガタ)を三宝に献上し、茅輪(ちのわ)を三回潜り、神前に奉納し祝詞を奏上致します。生活の中で知らず知らずに身についた、罪や穢れや災厄をお祓い致します。
 その、茅の輪(ちのわ)くぐりとは? 茅の輪(チガヤで作られた輪のこと)をくぐることで、穢れを祓い、無病息災を願う神事です。

祇園祭について

 京都祇園祭は869年(貞観11年)に全国で疫病が蔓延した際に起源があり、博多祇園山笠は1241年(仁治2年)にこの地域で疫病が流行したときに起源があります。  祇園祭は疫病や悪病が流行した際に、悪疫や災厄退散を素盞嗚大神に願った事にあるようです。素盞嗚大神は、高天の原でも荒ぶる神としてその強大な力を恐れられるほどで、この強大な力を持って災厄を祓って戴こうと人々はすがったのでしょう。

  1. 大蛇は水の神様
     日本には農業などに水が大切なことから、蛇(オロチ・ミズチ)や龍を水の神様の象徴とする「水神信仰」がありました。
     大牟田市内の三池地方にある「三池山」山頂の三つの池は、古くは雨乞いの祈祷を行う場所だったとされており、この地方にも蛇などを水の神様の象徴とする水神信仰が古くからあったと考えられます。
  2. 祇園とそのお祭り
     江戸時代初めの頃の三池地方は、荒地が多く農作物の収穫が不安定で、さらに疫病がはやっていました。そこで当時の領主が、祭神を悪病除けや農業の神とする「祇園」のお宮を造ったことで、地元の人々にも祇園信仰が広まり、祇園の祭りが藩をあげて盛大に行われるようになりました。
  3. 祇園祭への大蛇登場
    「水神信仰」と「祇園信仰」はどちらも農業に関係する神様であり、結びつきやすい関係にあったと推測できます。この二つの信仰が絡み合い、やがて、祇園の祭りに大蛇が取り入れられ「大蛇山」という形ができあがったと考えられています。大きな口を開け、頭を左右に振りながら火煙を吐く姿や、祇園六山の各山で異なる形・配色が人々を魅了します。
      また日本古来の祭りにある、山車などの「動き」、太鼓などの「音」、提灯など「明かり」の三つの要素に加え、大蛇山には「生きた光」である「花火」が使われています。 その様に「花火」を使い、蛇を御神体として、山車に乗せて動くという「昔の原型」を留めている祭りは、日本国内でも極めて珍しく、大蛇山の大きな魅力です。  

 

祇園祭前夜祭

7月第4土曜日

 当社最大の祭儀、大蛇山祇園祭の前夜祭です。 前夜祭の入魂式を行い、「かませ」が始まります。夕刻 市内の六山の大蛇がお祭り広場に大集結します。

祇園祭当日祭

7月第4日曜日

 当社最大の祭儀、大蛇山祇園祭の当日祭です。 早朝より入魂式を行い、町内を勇壮に曳き回します。一日中、大蛇運行停止時に「かませ」を行います。

秋季大祭

10月第4日曜日 午前10時

 秋季大祭神事 並びに町内神輿巡行秋の収穫を感謝し、また地域・会社・家族の安全を見守っている大神様に感謝し、新穀・新酒の神饌を捧げ、大神様をもてなします。豊作祈願の春の祭りに対して、秋は実りの時期であり、収穫に感謝する意味があります。
 大牟田神社では実りの秋を迎えられたことに感謝し、個人・会社の益々の発展と安寧、無病息災を祈願する祭りとして斎行されています。大人と子供の神輿が町内を巡行します。

七五三祭

11月15日(現在は、秋の期間中。10月~11月)

お子さまの成長を神様に感謝し、その成長を祝う祭です。

  1. 三歳は、髪置の儀。古く平安時代では、男女とも剃っていた髪を初めて伸ばす儀式です。
  2. 五歳は、袴着の儀。五歳になった男子は、初めて袴を穿き、碁盤の上で吉方を向いて、元気に飛び降ります。
  3. 七歳は、紐解きの儀。七歳の女子は、紐付きの着物から本裁ちの着物に変え丸帯を締め女の子の教育を始めます。

猿田彦大神例祭

12月22日 正午

境内社 猿田彦大神の神石の大前にて、一年一度の例祭を斎行します。
 由緒によると、神石建立は、天保十四年(1843年)十二月とあり、その日が例祭日となります。

古神札 焚上祭

12月31日夕刻

 一年間 各家庭・会社・店舗をお守りした古い神札を感謝しつつ、神上ののちお焼き上げる神事です。例外として、当宮で授与している「干支置物各種・干支皿・腹帯」もご返納いただく場合はお焚き上げに古札としてお出しください。しかし基本的には、お焚き上げ必須の対象ではございませんので、継続してご使用になったり、記念品として大切に保管されるのも問題はございません。

結婚式・腹帯安産・初宮参・七五三・家祓・
地鎮祭・商売繁盛・開店祓・竣工式・忌祓・
交通安全・厄入厄祓・還暦長寿・方除開運祭・
家内安全祭 その他

各種祈願

結婚式・腹帯安産・初宮参・七五三・家祓・
地鎮祭・商売繁盛・開店祓・竣工式・忌祓・
交通安全・厄入厄祓・還暦長寿・方除開運祭・
家内安全祭 その他

年中 祈願 受け付けております。